「SEEDING FOR THE FUTURE」は、コーヒー生産者へ苗木の寄贈を行うことで、
コーヒー産業をサステナブルにしていくことに貢献する取組みです。
「SEEDING FOR THE FUTURE」のロゴマークがデザインされた製品の売上の一部は、苗木を寄贈する費用に充てられます。
コーヒーの木は、植え付けから収穫までに3年もの年月を要します。またコーヒー豆を収穫できるようになった後も、病気や老化により徐々に収穫量が減少するため、安定的な生産には新しい苗木への定期的な植え替えが必要で、非常に手間がかかる作物といえます。
しかしながら、コーヒー豆は価格の変動が大きく、コーヒー生産者は安定的かつ十分な収入をなかなか得ることができません。そのため、コーヒーの木に必要なケアを施すための十分な費用を捻出できない農家も多くあります。
その結果、品質が低下して収入につながらない事態に陥ったり、最終的にはコーヒー農家をやめて、収益性の高い他の作物に転作する生産者が増えていくことが懸念されます。
コーヒーをこれからも身近に楽しむためには、生産者への経済的なサポートが継続的に必要なのです。
コーヒーの木は、気温や降雨量に大きく影響を受ける作物です。また、デリケートで栽培に適した地域が限られており、主に赤道を挟んで南北約25度の「コーヒーベルト」と呼ばれるエリアで栽培されています。
それが昨今、地球温暖化によって生産国の気候変動が起きており、栽培エリアが変わりつつあります。
2050年には、コーヒー栽培に適した地域が半減し、コーヒー生産量が大幅に減少すると言われており、これまでコーヒーを栽培していた地域でコーヒーが収穫できなくなると言われています。(2050年問題)
また気温や湿度が上昇することで病気や害虫が発生しやすく、収穫量の減少や、品質の低下が懸念されています。
気候変動は、コーヒー業界にとって産業を継続するために対応必須の重要課題なのです。
これらの課題を解消するべく、
ユニカフェグループは2022年より
「SEEDING FOR THE FUTURE」の
取組みを始めました。
「 SEEDING FOR THE FUTURE 」は、コーヒー産業をサステナブルにしていくための取組みです。
取組みに参加したコーヒーを購入していただくと、その売上の一部でコーヒーの苗木を購入します。
購入した苗木は直接生産者へ寄贈されます。
コーヒーの販売
コーヒーの購入
売上の一部をコーヒーの苗木
寄贈費用に充当
生産者へコーヒーの苗木を寄贈
この取組みにより、植え替えにかかる生産コストが削減されるため、コーヒー生産者が継続的に栽培を行うためのサポートになります。
また、寄贈する苗木は病気や害虫に強い品種を選択しました。植え替えにより徐々に木が置き換わることで、気候変動による気温や湿度の上昇で懸念される病気や害虫の被害増加に対応でき、2050年問題への対策にもつながっています。
生産者の生産コスト削減
(生計サポート)
気候変動に強いコーヒーが育つ
コーヒーをこれからも楽しめる未来を目指し、ユニカフェグループはこの取組みを
「SEEDING FOR THE FUTURE - 未来への種まき - 」と名付け、これからも継続してまいります。
ロゴマークのデザインは、コーヒーの苗木と、それを包み込む手をモチーフにしています。
やさしく包み込む手は、苗木を寄贈するユニカフェグループと、この活動にご賛同いただいた方々の手であり、コーヒーとして収穫するまで大切に育てていく生産者の手でもあります。
ワンポイントの赤は、コーヒーの果実(コーヒーチェリー)のイメージです。
「SEEDING FOR THE FUTURE」のロゴマークが表示された製品を購入する
ロゴマークが表示された製品をご購入いただくと、その売上の一部がコーヒーの苗木寄贈の費用となります。
ユニカフェグループと一緒に「SEEDING FOR THE FUTURE」の取組みを行う
※取組みにあたって各種お手続きが必要となります。詳しくは弊社お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
寄贈した苗木の生育状況等は、今後定期的に掲載していく予定でございます。
※ユニカフェグループと賛同企業様による寄贈本数
寄贈した苗木の生育状況等は、今後定期的に掲載していく予定でございます。
現在、ベトナム、グアテマラ、ブラジルの3か国の生産者に対して、苗木寄贈を行っております。
寄贈本数を増やして、コーヒー産業のサポートの輪を広げていきたいと考えています。