ユニカフェグループは、自らの調達における方針を改めて明文化するとともに、
ビジネスパートナーの方々と共に、持続的なサプライチェーンの維持に向けて
協力して取組んでいきます。
「From seed to cup」 - 遠く離れた生産地から、皆さんのマグカップにコーヒーが注がれるまでの間、
コーヒーは様々な人の手を経て旅をします。
わたしたちは、最終工程の焙煎・販売業者としてサプライチェーンの鎖の一つを担っていますが、消費国の一員として、このサプライチェーン上の全ての人が当たり前に幸せにコーヒー産業に従事し続けられること、また誰もが気軽に品質の高いコーヒーを楽しみ続けられること、双方をサポートする責任があります。
ユニカフェグループは、自らの調達における方針を改めて明文化するとともに、ビジネスパートナーの方々と共に、持続的なサプライチェーンの維持に向けて協力して取組んでいきます。
コーヒー産業の維持発展のためには、わたしたちとつながる全てのサプライヤーの方々の協力が不可欠です。私たちと同じように、サプライヤーの方々に遵守いただきたい行動規範をまとめました。
この行動規範にご賛同いただけるサプライヤー様とともに、今後の事業を行ってまいります。
コーヒーの木は病気や老化により収量が低下するため、安定的な生産には定期的な植え替えが必要です。
また、現在、価格変動、気候変動がコーヒーの栽培業の持続可能性を脅かしています。
わたしたちは、生産者へコーヒーの苗木の寄贈を行うことで、生産国においてコーヒー豆の生産が継続的に行われるよう支援し、また寄贈したエリアのコーヒー豆を継続的に購入する「苗木寄贈プロジェクト」の取組みを独自に行っています
寄贈する苗木は気候変動に耐性のある品種を選択しており、この活動で苗木が徐々に置き換わることで2050年問題への対策にもなっています。
2022年から寄贈をスタートして3年、現在では、ベトナム、グアテマラ、ブラジルへの寄贈を行っており、寄贈本数は10万本を超えました。
今後も同国に継続的な苗木の寄贈とコーヒー豆の購入を行うことを予定しており、引き続き産地での安定したコーヒー生産に貢献できるよう努めてまいります。
累計本数:115,960 本
ユニカフェグループでは、「ユニカフェグループの責任ある調達原則」、「サプライヤー行動規範」に則った調達を実施し、健全なサプライチェーンの維持に努めています。
2024年度より、一部主要なお取引先様にご協力いただき、サステナビリティ・セルフ・アセスメントを実施しております。
アセスメントの実施により、主要お取引先さまのサステナビリティなどに
関する取組み状況の確認とリスク把握を行っています。
実施結果の概要
回答企業様数 | 96社 |
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対象企業様数 | 157社 |
回答率 | 61% |
平均得点率 | 74%(満点を100%として) |
回答企業様数 | 96社 | 対象企業様数 | 157社 | 回答率 | 61% |
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平均得点率 | 74%(満点を100%として) |
●ご協力いただいたお取引先様:
一定金額以上のお取引があり、かつ複数年連続してお取引しているお取引先様のうち、各業種カテゴリの上位70%を占めるお取引先様
●カテゴリ:原料、商品、配送、製造、その他
●設問項目:人権、労働、環境、公正な企業活動、品質・安全性、サプライチェーンなどに関する設問
アセスメントの結果は、お取引先様とともに成長していくべくフィードバックの上、状況の改善に向けた取組み支援や、コミュニケーション強化などにつなげてまいります。
ユニカフェグループはサプライチェーンの製造という立場から、サステナブルなコーヒー事業を実現すべくコーヒー原料の各認証を取得し、認証コーヒー製品を製造する体制を整えています。わたしたちは認証コーヒーの使用を推奨しております。
レインフォレスト・アライアンスは、ビジネス、農業、そして森林が交差する場所で活動する国際的な非営利団体です。責任あるビジネスを新しい常識とすることで、人と自然にとってより良い未来を創ることを目指しています。
ユニカフェグループはレインフォレスト・アライアンス加工・流通過程の管理認証を取得しており、レインフォレスト・アライアンス農園産の生豆を調達し、製造・加工した商品に認証マークをつけて販売しています。
ユニカフェグループはフェアトレード認証豆を取り扱っています。国際フェアトレード基準を順守した調達や製造をすることにより、製品に国際フェアトレード認証ラベルを貼付することができます。(フェアトレードは直訳すると公平な貿易)。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ作りに貢献しています。
ユニカフェグループは「有機生産行程管理者」の認証を受けています。有機JASマークが付された生豆を用いて有機JAS規格に適合した製造・加工をすることにより、製品に有機JASマークを付する(格付)ことができます。