ユニカフェが目指すもの
コーヒー市場は急速に拡大し続け、コーヒーに対する様々なニーズが生まれています。
その為、製品の改廃サイクルは短くなり、新製品を次々と開発するための“スピード力”が求められています。
私たちは、お客様の製品開発をサポートすべく、短期間で求める品質を具現化し、ご提案することこそが使命と考えております。
コーヒーの品質評価は官能評価が一般的ですが、ユニカフェでは「味覚センサー」、「GC-MS」といった分析機器を用いてコーヒーの数値化にも取り組み、香味の品質をデータ化し分析力を高めてきました。
コーヒーは嗜好飲料であるからこそ、官能評価では千差万別な表現となる香味をデータで視覚化することは極めて重要であり、開発スピードの向上には不可欠であると考えています。
一杯のコーヒーが完成するまでには、生豆⇒焙煎⇒粉砕⇒抽出と4つの行程が存在します。各行程について研究を行いデータを蓄積し、それらの情報を基に香味の設計力を高めています。
お客様のニーズに基づき、蓄積したプロファイルデータからブレンド内容や焙煎度などの最適条件を予測し、提案サンプルの設計を行っています。特に、コーヒー特有の香味を発現させる焙煎は重要行程と位置付け、ご要望があれば、お客様専用の焙煎プロファイル開発も行っています。
開発段階で使用するサンプル用焙煎機は、焙煎機との互換性が確立されています。これにより、開発段階でつくった品質をスムーズに製品へ落とし込むことが可能な体制が構築されており、お客様の求める品質を迅速かつ安定的に再現することが可能です。