ユニカフェグループは、社内外の様々なステークホルダーの方からご意見をいただき、
持続可能な未来に向けてユニカフェグループが対応すべき重要課題を
5つのマテリアリティとして設定しました。
ユニカフェグループは、企業理念である「コーヒーをコアに人と環境に優しい企業を目指す」を実現すべく、「Think Globally As a Roastery」のスローガンのもと、持続可能な社会の実現に向けた重要課題を経営戦略に紐づけて取組んでまいります。
Think Globally As a Roastery
ユニカフェグループでは、サステナビリティへの対応を全社的かつ組織横断的なものとし、円滑かつ効果的に推進することを目的として、下図のようなサステナビリティ推進体制で活動を行っています。
活動の運用管理をサステナビリティ推進室が行い、具体的な取組みの遂行は各本部からメンバーを選出したサステナビリティ委員会が行います。推進室と委員会は定期的に進捗報告会を行い、連携を図っています。
委員会での検討結果は年2回、取締役会へ報告の上、経営戦略として反映しています。
ユニカフェでは、社内・社外にとっての重要性を2軸として重要度を評価し、マテリアリティ・マップを作成しました。
検討したどの課題も、社会的な重要度は高いため、評価軸の幅は最低でも“高い”とし、最重要な課題は“非常に高い”となっています。そのため、対応する課題を絞るのではなく、優先度をつけて全てに対応する姿勢を取ります。
01 | 課題の特定 | GRI、SASBなどの国際基準に準拠した様々な観点から、コーヒー業界に関わる社会課題を抽出しました。 |
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02 | 社内ヒアリング | 従業員に対してアンケート調査を、また役員に対してインタビュー調査を行い、ユニカフェグループへの期待、取組むべき課題等への認識を確認しました。 |
03 | トレンド予測など 外部環境分析 |
2050年までの世界を取り巻く状況がどのようになるか、予測文献などを参考に、今後会社として取組むべき視点、事項を確認しました。 |
04 | 社外インタビュー | 1~3の結果をもって、ユニカフェグループのお取引先様へインタビューさせていただき、グループに期待すること、今後取組むべき課題等についてご意見をいただきました。 |
05 | 重要度評価 マテリアリティ特定 |
社内外の調査結果を踏まえ、会社にとっての重要性と外部ステークホルダーにとっての重要性の2軸で重要度を評価の上、マテリアリティを特定しました。 |
上記のようなプロセスを経て、5つのマテリアリティを策定しました。
重要課題 | 関連するSDGs |
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01.気候変動・自然環境改善への貢献 気候変動リスクを緩和し、自然環境を改善するためにできることを実施します。 |
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02.持続的なサプライチェーンの維持 コーヒー産業の維持・発展のため、サプライチェーンの現状を見つめ、未来に向けた再構築を行います。 |
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03.高品質な製品・魅力的な価値提供 お客様・消費者の方々に寄り添い、時代に合った価値を提供できるよう製品や新分野の開拓に努めます。 |
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04.多様な人材の活躍と連携 ユニカフェグループに関わる誰もが心身ともに健康的に人生と仕事を両立できるよう、生産地、従業員の人権を守り、パートナー様、地域の方々などにより良い影響をもたらすよう努めます。 |
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05.コーポレート・ガバナンスの徹底 全てのステークホルダーのために、自律的に、かつ透明性を持って統制します。 |
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